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財務省が強い理由はなぜ?異常な強さの理由はこれだった!

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財務省は日本の中央省庁の中でも特に大きな影響力を持つ組織として知られています。

歴代の政権と深い関係を持ち、政策決定においても強い立場を維持していますが、「なぜ財務省はこれほどまでに強いのか」という疑問が湧きます。

今回の記事では、財務省が強い理由はなぜ?異常な強さの理由はこれだった!についてまとめました。

目次

財務省が強い理由はなぜ?異常な強さの理由はこれだった!

財務省は、日本の政策決定において他の官庁と比べても圧倒的な影響力を持つ省庁です。

歴代の政権に深く関与し、国の財政、税制、金融政策を事実上コントロールしているとも言われています。

特に、消費税増税の議論や財政健全化政策において財務省の意向が強く反映されていることから、その影響力の大きさが伺えます。

では、なぜ財務省はこれほどまでに強いのでしょうか?

その背景には、①国家予算を握る「予算編成権」、②優秀な官僚組織と「継続性」、③「財政危機」を背景にした発言力、④日本銀行との密接な関係、⑤天下りネットワークと経済界への影響、という5つの要素が存在するようです。

財務省の強さの秘密を徹底解説していきましょう。


国家予算を握る権力を持っているから?

財務省の最大の武器は、国家予算を編成する権限を持っていることです。

これにより、日本のあらゆる政策の実行可否を事実上決定する立場にあります。

各省庁は毎年度、必要な予算を確保するために財務省へ「概算要求」を提出します。

しかし、そのままの金額が認められるわけではなく、財務省主計局が厳しく査定し、各省庁に修正を求めます。

最終的な予算案は財務省が作成し、内閣を通じて国会に提出されるため、各省庁は財務省との交渉を避けて通ることはできません。

例えば、防衛省が新しい装備を導入しようとした場合、財務省主計局が「本当に必要なのか?」と精査し、削減を求めることがあります。

これは他の省庁にも同様で、国土交通省の公共事業、厚生労働省の社会保障費など、すべての省庁が財務省の判断に大きく左右されます。

実際に、2019年度の予算編成において、厚生労働省が要求した社会保障費の増額が大幅に削減された事例があります。

このとき財務省は「財政健全化の観点から見直しが必要」と主張し、政府内での議論の結果、厚労省の要求は削られました。

このように、財務省は「予算を決める側」として圧倒的な権限を持ち、他の省庁や政治家に対して強い影響力を行使できるのです。

政治家への影響力が強い!

与党の国会議員も、地元の公共事業や補助金を確保するために財務省と交渉を行います。

特に、選挙区に利益をもたらす予算を勝ち取ることは議員の評価に直結するため、財務省との関係を良好に保つことが求められます。

その結果、多くの政治家が財務省の意向を無視できない立場に置かれるのです。


優秀な官僚が多く、組織化されているから!

財務省は、日本の官僚機構の中でも最も優秀な人材が集まる省庁の一つです。

特に、東京大学法学部を中心に、日本のトップクラスの人材が入省し、高度な専門知識を持っています。

財務官僚は入省後、主計局・理財局・国際局などで幅広い業務を経験しながら、財政・金融・国際経済の知識を深めます。

特に主計局は予算編成の要であり、ここでの経験を積んだ官僚は政府全体の動きを把握できるようになります。

政治家は選挙ごとに交代する可能性があるため、短期的な成果を求めがちです。

一方、財務省の官僚は数十年単位で政策の継続性を考えることができます。

この違いにより、政治家が掲げる政策が財務省によって修正・制限されることもあります。

例えば、2012年の野田佳彦政権では、消費税増税を決定しましたが、この政策の背景には財務省の強い働きかけがありました。

野田首相は当初、増税に慎重でしたが、財務省の官僚が「財政再建のために不可欠」と説得を続け、最終的に増税を決断する等、大きな影響力を持っているといえます。


「財政危機」を調査し、発言を行えるから?

日本の財政赤字問題や高齢化社会への対応など、財政危機を背景に財務省は政策提案を行い、政治家の政策決定に大きな影響を与えています。

財務省は、国家の財政健全化を最優先課題として位置付けています。

そのため、財政危機を強調し、政治家や国民に増税や歳出削減の必要性を訴えることが多いです。

例えば、消費税増税は財務省が主導する形で実施され、特に2012年の消費税増税では、財務省が増税を「将来世代への負担を軽減するために必要」として強く推進しました。

2014年、消費税は5%から8%に引き上げられました。

財務省は「財政赤字を減らし、社会保障費を確保するために増税が不可欠」と強く主張しました。

この発言が政治家に強い影響を与え、増税実現に向けた動きが加速したことは、財務省の強さを象徴する出来事の一つです。

政治家が増税に反対する意見を持っていても、財務省の「財政再建」の声に押されて、最終的には増税が決定しました。

政治家への影響力が強すぎるから?

財務省はその強い影響力を通じて、政治家に対しても圧倒的な力を発揮します。

特に、税制や社会保障政策などの大きな改革には、財務省の意見が必須となります。

財務省は、政治家が示す政策案が財政的に実現可能かどうかを判断し、政策が現実的でない場合にはその変更を求めます。

政治家が財務省の意見に逆らうことは、財政的な整合性を欠くことを意味し、国民やメディアからの批判を浴びることになります。

政治家は選挙で国民の支持を得ることが重要ですが、財務省の発言がその選挙戦にも影響を与えることがあるため、政治家は財務省との関係を悪化させないよう努めます。

2014年、民主党から自民党に政権が交代した際、消費税増税に関する議論が再燃しました。

財務省は「消費税増税は避けられない」として増税を推進しましたが、政治家たちはそれに対して反発もありました。

しかし、財務省の強い意見と、経済再生を考慮した財政健全化の必要性が強調され、最終的に増税が実施されました。

この過程で、財務省がいかに政治家に強い影響を与えていたかが明らかになりました。


天下りの噂も大きい?

財務官僚は退職後、大手金融機関、シンクタンク、大学、メディアなどに天下りし、経済界や世論に対する影響力を維持しているといわれています。。

財務省の官僚は、退職後に民間企業や金融機関に天下り、企業経営や政策決定に影響を与えることが多いと言われています。

このネットワークを通じて、財務省は民間の経済活動にも深い影響を及ぼし、政治家との関係においても、こうした経済界の有力な人物との連携が重要な要素となっているといえそうです。


まとめ

これらの要因が絡み合い、日本の政策決定における財務省の影響力は今後も続くと考えられます。

政府の方針を左右する「最強官庁」としての立場は揺るぎないものとなっているといえそうですね。

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