かつて「ワンナイR&R」「リンカーン」「笑っていいとも!」など、数々の人気バラエティ番組で活躍していたぐっさん(山口智充)。
トーク力や演技力、さらに音楽の才能まで兼ね備え、テレビで見ない日はないほどの売れっ子でした。
しかし、近年は全国ネットの地上波バラエティ番組への出演が激減し、「テレビから干されたのでは?」という噂が流れています。
では、実際にぐっさんは「干された」のか? そして、もしそうでないなら、なぜテレビ出演が減ったのか? この記事では、その理由について詳しく掘り下げていきます。
そもそも「干された」というのは本当なのか?
「干された」と言われる場合、多くは業界関係者とのトラブルやスキャンダルによる降板が原因とされます。
しかし、ぐっさんの場合、スキャンダルとは無縁であり、不祥事によって仕事を失ったわけではありません。
むしろ、現在も名古屋のローカル番組**『ぐっさん家~THE GOODSUN HOUSE~』**(テレビ愛知)で毎週レギュラー出演を続けていますし、CMのナレーションや音楽活動なども続けています。
つまり、完全にメディアから姿を消したわけではなく、全国ネットのバラエティ番組への露出が減っただけなのです。
そのため、「干された」というよりは、「自ら仕事の方向性を変えた」という方が正しいと考えられます。
ぐっさんがテレビ出演を減らした理由
では、なぜぐっさんは全国ネットのバラエティ番組から距離を置くようになったのでしょうか? その理由として、以下の5つが考えられます。
① 急にギャラを上げたから?(噂)
芸能界では、ある程度の人気を得るとギャラ(出演料)が上がるのが一般的ですが、ぐっさんの場合、特に**「急にギャラを引き上げたのではないか?」**という噂があります。
バラエティ番組は制作費が限られており、特に最近はYouTuberや若手芸人の起用が増え、コスト削減の動きが進んでいます。
その中で、ぐっさんのギャラが急に上がった場合、番組側が「コストが合わない」と判断し、起用を見送る可能性があるのです。
もちろん、これはあくまで噂であり、ぐっさん本人がギャラについて言及したことはありません。しかし、制作費の制約が厳しくなっている昨今のテレビ業界では、ギャラがネックで起用されなくなるタレントが出るのは珍しくないため、可能性としては考えられます。
② 自分のやりたい仕事を優先するようになった
ぐっさんは、もともと音楽や演技にも強いこだわりを持つ芸人でした。
彼の音楽の才能は非常に高く、ギターやピアノの演奏はプロ級で、作詞作曲まで手がける実力者です。
過去にはCDをリリースし、音楽フェスにも出演したりしていました。
しかし、全国ネットのバラエティ番組の収録は非常に忙しく、スケジュールも過密です。
特に、毎週放送されるレギュラー番組は、収録やロケが多く、長時間拘束されることが一般的です。
そのため、音楽活動や演技の仕事との両立が難しくなっていたと考えられます。
その結果、全国ネットのバラエティ番組からは徐々に距離を置き、地方のテレビ番組や音楽活動に重点を置くようになったと考えられます。
③ 下ネタが多すぎる芸風だから?(噂)
ぐっさんは一見、爽やかでファミリー向けの芸人のように思われがちですが、実は「ワンナイR&R」などでは下ネタ系のコントを多く披露していました。
たとえば、「ワンナイR&R」で演じたキャラクターの中には、かなり過激なネタを含むものもあり、現代のテレビ基準では放送が難しいものもあります。
近年のテレビ業界はコンプライアンス(倫理規範)が厳しくなっており、特に**「子どもが見る時間帯のバラエティ番組では下ネタNG」という流れ**が強まっています。
そのため、**「ぐっさんの芸風が今のテレビの方向性と合わなくなった」**という説もあります。
④ ダウンタウンとの確執?(噂)
ぐっさんのテレビ露出が減った理由として、**「ダウンタウン・松本人志との確執」**が噂されています。
ぐっさんは、2005年から2013年までTBSの人気バラエティ番組**『リンカーン』**に出演していました。
しかし、ある時期から番組への出演がなくなり、そのままフェードアウト。
これにより、「松本人志と何かトラブルがあったのでは?」という憶測が広まりました。
ただし、この噂には明確な証拠がなく、本人が公に語ったこともありません。
むしろ、ぐっさんは過去のインタビューで**「ダウンタウンさんにはすごくお世話になった」**と話しており、確執があったとは考えにくいです。
現在のぐっさんの活動
ぐっさん家』の継続
2003年から放送されている**『ぐっさん家 ~THE GOODSUN HOUSE~』**(テレビ愛知)は、名古屋を中心に放送されているぐっさんの冠番組です。
この番組では、ぐっさんが旅をしたり、地元の人々と交流したりする様子が描かれ、温かみのある作風が人気を集めています。
また、下記のような仕事も受けられており、幅広く活動されています。
ナレーション業(CMやドキュメンタリー番組など)
YouTubeチャンネルでの発信音楽活動(弾き語りライブ・フェス出演)
俳優業(映画・ドラマへの出演)
一般的なお笑い芸人の王道のスタイルではなく、あくまで自己流でお仕事を器用にこなされるのがぐっさんのやり方なのかもしれませんね。
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まとめ
以上のことから、ぐっさんは決して**「干された」わけではなく、自分のやりたいことを優先し、活動の場を変えた**ことが分かります。
今後も、ぐっさんの自然体で温かみのあるエンターテイメントに期待したいですね!